それ、早く言ってよぉ~!

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KAWACHI


こんにちは、KAWACHIです。

タイトルだけ見ても何の話だか、さっぱり分かりませんねw
読み終わってから「全然興味ねぇよ!それ、早く言ってよぉ~!」と言われる可能性も大なので最初に言っておくと、未納の国民年金で時効すぎちゃっても一部を支払えるじゃん!それ、早く言ってよぉ~!っていうお話です。

今回も会社員の人にはあんまり関係ない話になっちゃいましたね。
多分、次回くらいから関係する話になって来るんじゃないかな。

あと、これも関係ないけど、先日、ツイッターでECHOESというバンドのボーカルだった辻仁成さんの話をしてたら懐かしくなってしまいました。

ECHOESで好きな曲の1つを貼っておきますので、暇だったら一度聞いてみてください。
デラシネという曲で、根無し草っていう意味です。
(このサイトの主旨に関係なさすぎる!、デタラメかw)

老後の年金予定額が少ないもう1つの理由

僕の年金受給予定額は62,525円。

生活保護の人が貰える額よりずっと少ないわけですがw、それにはもちろん理由があるわけです。

1つ目の理由は先日、お話したように「厚生年金ではなく国民年金だから」です。
会社員の人は厚生年金になりますが、個人事業主・自営業の人は国民年金になり、支払額も受給額も少なくなります。

でも僕の受給予定額が少ないのにはもう1つ理由がありました。
24歳でフリーになったときから、30歳過ぎくらいまで約10年の間、国民年金を支払ってなかったのです。

当時は「払った分返って来ないっしょ?俺、長生きしないと思うし」とか「なんで積立方式じゃなく賦課方式なんだよ、不公平極まりないだろ」とか色々愚痴ってましたw

まぁ若いときにありがち?ですよね。(ということにしておこう。)

実際は「今、もっと使えるお金が欲しいから、年金払いたくない」ということであって、それを正当化する理由を探してただけだと思います。

今、計算してみると、これは支払っておくべきだったな、と思います。
確かに受給開始年齢は上がるし、受給額は減る。
でも、明らかに支払っても得しない、というところまでは出来ないはずです。
それをやったら年金制度は破綻します。いやクーデターが起きますねw

不足分は消費税で補ったりしつつ、年金は老後の安心を保証してくれるのです。
支払ってなければ、それを受給する資格もありません。

いくつまで生きるかも自分で分からないわけだから、長生き保険として国民年金はしっかり支払った方がいいと思うのです。
仮に75歳で死ぬのだとしても、65歳くらいになったときに「あと10年で金がなくなるな」と思って生きるのと、「いくつまで生きても大丈夫だ」と思って生きるのでは生活が違いますよね。

※国民年金の未納者は現在4割もいるそうですが、年々、強制徴収が厳しくなっているようです。僕は今「あのとき自分も強制徴収して欲しかったな」と思ってますw 払ってない人はもう一度、冷静になって、両方の視点からじっくり考えてみた方がいいと思います。

国民年金を支払えるのには期限がある

年金は支払うべき期間を2年間すぎると時効となり、支払えなくなります。

なので、10年以上も前に約10年の未納期間があった僕は今更、納付することを許されません。
(もし今から過去分を支払っていいなら、未納の10年分約200万支払うと思います。)

しかしですね。

今回、プロジェクトR(老後対策w)で色々調べてたら偶然気づいたのです。

大抵の老後対策書籍は、年金に未納の期間がある人のことなんか考えてないのでどこにも書いてなかったのですが、ほんと偶然気づきました。

未納の期間があって年金満額受給にならない人は、60歳~65歳までの間任意で国民年金に加入することが出来る。

つまり、10年間未納があった僕だけど、65歳まで加入期間を延ばして5年分は支払うことが出来る、受給額も増えると!

どの老後対策本にも書いてなかったよこんなの!!!

それ、早く言ってよぉぉお!!!

おいおいおいおい、まじかよ!

皆さん、今「へぇー」くらいしか思わなかったかも知れないけど、これ、よく考えるとなかなかすごいことですよ。

なんで僕がすごいと思ったか説明します?w

20歳のときにね、100万円支払って65歳以降200万円貰えるとしましょうか。(金額はでたらめ)
60歳のときにね、100万円支払って65歳以降200万円貰えるとしましょうか。

この2つは似ているけどまったく違うことですねぇ~。
通常、お金は所持していれば利子がつくものです。
運用したり何なりで増やすことが出来るからですね。

だからこそ、年金も2年たったら支払えなくなるっていうルールがあると思うんですね。

僕みたいに未納期間があった人へのありがたい救済処置なのだと思うけど、ちょっと不公平を感じて申し訳ないくらいです。

損得だけで言ったら、20~60歳のうち5年間は未納にしておいて、その分を60~65歳の間に支払うのが得ということになってしまいそうです。
(ただし、その未納分を自分で運用して増やさないことには意味がなさそうだけどw)

で、5年間払うとどれくらい受給額が変わるのか

そうなってくると、気になってくるのは、60~65歳の5年間支払ったら受給額がいくら増えるのかです。

国民年金の任意加入制度について書かれているこちらのページに計算方法が書かれていました。

結果だけいうと、今のルールでは

5年間支払ったら年金受給額が毎月8,100円増える
ということになりそうです。
※もちろん年金の詳細ルールは今後も変わっていくので、最終的にもっと少なくなる可能性が高いけど。

大雑把な計算だと65歳から受給開始して75歳まで生きたら、だいたい元が取れそうです。
それ以降は得する一方ですね。

加入を忘れないようにしたい

忘れないようにしたい
これ60歳が近づいてきたときに、加入の申し込みをすることになると思うんですね。

もし加入を忘れてしまうと、過ぎてしまった月に関しては遡って加入することは出来ないようです。

鬼が爆笑しそうなくらい遠い先のことを考えてるわけだから仕方ないけどw、そんな先に覚えてられるかどうかが心配ですね!

とりあえずこのブログに書いたから、何度かは見直す機会もあるだろう。(多分)

なんらか、忘れない工夫しておきたいですね。
まぁ、未納の期間があるわけだし、年金定期便見るたびに思い出すかな。

老後の収支再計算

僕の年金、妻の年金、こないだ加入した国民年金基金の合計で老後の月収入予定額は18.7万円になっていました。

僕は一旦、65歳までは働く前提で計算しているので、ここに国民年金60~65歳までの任意加入を加えます。

これで、老後の月収入予定額が19.5万円になりました!

これでどう?老後の生活費を明確化!で書いたように、C基準(窮屈だけどなんとか生きていけるレベル)が月20万円必要でした。

この額にはほぼ届いたといっていいですね。

不足分は月5,000円ですが、5,000円*12ヶ月*30年は180万円です。

不足分を貯金で用意してもいいわけですから、C基準はクリアです!

次はB基準(あまり無理なく生活できるレベル)33万円を目指します!

A基準やアーリーリタイアに持っていけたら最高なんですが、とりあえず1つずつ上の目標を目指していきます。

ここまで、たいした手間もなく出来る対策しかしてないのにA基準はクリア出来ちゃいました。

ブログ開始時は、(なにも計算してなかったとはいえ)「1ヶ月に6万円で生きていけますか?」から始まったのに。

さぁまた、ここから頑張ろう!