前回の計算の復習

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KAWACHI


こんにちは、KAWACHIです。
さてさて、先日、お話したように離婚することになり…、と言うか、もう籍は外しました!
まだ同居中、これから順次、引越しです。

そんなわけで、生活環境がガラリと変わるので、老後の計算をまたしなおさなければなりません。
特別パフィーが好きだったわけでもないけど、渚にまつわるエトラトラという曲がありましたね。
今回は離婚にまつわるエトセトラ(再計算)です!

確定拠出年金の後半の記事を待ってる方、ごめんなさいw
その前に再計算しなおさなければなりませんw

まず、前回、夫婦2人で老後の支出と収入を計算したときの復習からです。
前の計算記事を読み直したい方は↓こちら↓。そうでない方はこのまま読み進めてください。
~前回の計算に関する記事~
これでどう?老後の生活費を明確化!
少なすぎだよ年金君!

老後に必要な資金を決定するのはとても難しい

だいたいみんな「あなたは老後にいくら必要?」と聞かれて「〇円です」と明確に答えられませんよね。

何年、何十年も先の未来のことなので不確定要素が多すぎること、さらに老後、どの程度の生活レベルを維持してるかによってもまったく必要な資金が変わってきます。

だから、前回は下のような3種類の基準を決めました。

  • 窮屈ながらもなんとか生きていけるC基準
  • あまり無理なく生活出来そうなB基準
  • ちょっとなら贅沢できそうなA基準

そしてC基準から順に、いけるところまでクリアしていこうという作戦にしたのでした。
それぞれ65歳まで働いて95歳まで生きた場合で計算しています。

65歳以降働けばだいぶ余裕が生まれるのですが、いったん65歳までで計算しておいて、そのときになって生活が窮屈だったら働こうかな、という作戦です。
95歳まで生きるという想定は、現在の40代50代の人達は4人に1人がそれくらいまで生きるだろうと言われてるからです。

支出の再計算

今回も基本的には同じです。
65歳まで働いて95歳まで生きる想定で、A~C基準の3つを決めます。
前回と違うのは、当たり前だけど、夫婦2人ではなくて1人で生活する場合の計算になることです。

いつか再婚してもおかしくないわけですが、その場合はそこでまた再計算ですね♪

で、一人の場合の各目標額ですが。

とりあえず一旦A~C基準を考えてみました。

窮屈ながらもなんとか生きていけるC基準

考え方は前回紹介してるので、詳細は割愛します。
住居費込み(持ち家がありません)で、月に15万あれば少し窮屈ながらも生きていけるかなぁと思います。
少ないと思うか、多いと思うかは人によってだいぶ違うところですね。
僕的にはこれで少し窮屈めなくらい。
でも、病気になったりしたら結構きついですね。

あまり無理なく生活出来そうなB基準

一人だったら、住居費込みで20万あれば十分普通の生活が出来ますね。
老後は所得税・住民税が限りなくゼロになって、年金も支払わなくなるし、健康保険も安くなります。
アクシデントが発生しない限り、まぁ特に不自由はしないんじゃないでしょうか。

ちょっとなら贅沢できそうなA基準

一人で老後25万あれば十分すぎですね!
割と自由にやっていけそうだし、たまにちょっと旅行行くくらいの贅沢もできそうです。

収入の再計算

これは現時点での再計算は簡単です。

もともと夫婦2人で計算してたとき、自分の国民年金6万円、国民年金基金6万円、妻の年金が7万と計算していましたがここから妻の年金7万円がなくなる感じです。
65歳から死ぬまでの間、毎月12万円貰える予定です。

収支の再計算

収支報告
さて、夫婦2人で考えてたとき、一番最初のC基準は既にほぼクリアしてたわけですが今はどうでしょう。

C基準を月15万円と設定していて年金収入12万円の予定なので、不足分は月3万円です。
65~95歳の30年間、毎月3万円足りないとすると合計で1,080万円の不足です。

これを65歳までに貯金しておけばなんとかなるということになります。
これは僕の場合、もし今後も同じ仕事、同じ生活でいけるならクリア出来るのでC基準はやはりクリアとして良さそうです。

B基準でいうと、毎月の不足が8万円、30年間で2,880万円の不足。
A基準でいうと、毎月の不足が13万円、30年間で4,680万円の不足。

この不足分をいろんな工夫でなんとかしていけばいいということですね。
もし途中までしか達成できなかったとしてもC基準はクリアできてるという安心感もあり、また健康でさえあれば65歳以降も働くことも可能です。

B基準、A基準をクリアするのは簡単ではありませんが、でもまだいろいろ出来る工夫が残ってます。
少しでも近づけていこうと思います。

正直、一人になると計算はだいぶ気楽です。

結婚してたときは、「老後、妻に窮屈な思いをさせたくない」という気持ちが強くありました。

元妻はお金の計算が苦手な人なので、ちょっと節約するだけでもつらい思いするんだろうなと思って、なんか将来を想像すると痛々しくなっちゃってました。
(普通に節約できる人だったら多分、全然平気だったかも知れません。)

だから僕がなんとかしようと、必死で計算してたというのはありますね。

一人になると、そこそこの節約なんて大して苦しいとも思いません。
まぁ、そこは個人の金銭感覚によるところなので、僕の言ってる節約が他の人にとってどの程度の節約なのかというのもありますが。

とにかく、今までみたいに必死にならなくてもいいかって気持ちにはなりました。
でも、出来るだけ余裕のある計算にしておいて、なんだったら65歳より前に引退できたらいいな、くらいのつもりで計算しようかなと思います。

実際は、そこに色んなアクシデントが発生したり、生活に変化が生まれるわけですからね。

今回、一度、必死になったことで、すっごい色んな工夫が出来るってことに気づいたのは良かったことです。

今後、徐々に紹介していきますが、今から老後の計算をしておくと、ほんのちょっとの工夫でかなり有利になると思いますよ。