ことわざに学べ!

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KAWACHI


こんにちは、KAWACHIです。

前回の記事からちょっと?、だいぶ?間隔が空いちゃいました。

書きたかったんですけどね、色々バタバタしてて…。
いえ、ごめんなさい、正直に言うと遊んでましたw
3連休ありましたしね。

でも今月はわけあって、毎週月曜日がお休み、4週連続で3連休にしています。。
ということは?、いやいや、記事は書きますよ~!

さて、本題ですがことわざっていうのは、昔から言い伝えられてきた
「こういうふうにしたらなんかイイ感じだよっ!(語彙力…)」
というものですよね。

そのことわざの1つがこれ。

備えあればうれしいなっ!

ということで、今回は、僕が老後対策として真っ先に行った対策のお話をします。

自営業とか個人事業主の人には大きく関係します。
(僕が無知だっただけで、みんな対応済なのかも知れませんが。)

会社員の人には関係ない可能性もありますが、奥さんが国民年金を払ってるケースなどでは関係あるかも知れません。

そうです、国民年金とは別の国民年金基金のお話です。
関係なさそうな人も、いろいろ余談も書いてるので、良かったらざっと読んでみてください。

前回までの復習

支出を知り、収入を知れば、老後これ危うからず。
(いや、知っただけじゃ危ういけどね。)

ということで、前回までは老後における月ごとの生活費と収入額を(仮とはいえ)明確な数字にしてみました。

僕ら夫婦の場合、今のまま何もしなければ老後の収入は月13.2万円。

一方、生活費はC基準(窮屈だけどなんとか生きていけるレベル)で20万円、B基準(あまり無理なく生活できるレベル)で33万円、A基準(ちょっとなら贅沢できそうなレベル)で45万円という計算になりました。

とりあえずはC基準を満たすことが最初の目標ですが、現時点で毎月6.8万円の不足となります。

今のままいくと足りない分は、貯金を取り崩していくことになります。
(働き続けるとかいろんな手もあるだろうけど、とりあえず単純に考えた場合ですね。)

65歳以降、仮に95歳まで生き続けるとすると30年です。
6.8万円*12ヶ月*30年=2448万円。

なんと最低基準の目標なのに、65歳までに2,448万円貯金しておかないといけない計算になってしまいました!
ちなみにB基準だと7,128万、A基準だと1億1,448万円ですwww

こ、心が折れないように…、頑張るぞっ!

ここで、ちょっと平均寿命のお話。

老後のことを考えたときに分からないことのひとつが、自分達がいくつまで生きるかってこと。

皆さんいくつまで生きる予定でしょう?
僕は、あまり健康に自信があるほうでもないので良くて80歳くらいなのかな~と漠然と思ってました。

ところが、どうやらこんな計算が成り立つそうなのです。

まず、今の平均寿命は男性80歳、女性86歳。
この寿命は幼少期に亡くなってしまう人も入ってるため、既に成人した人で考えるとプラス3歳くらいになるそうです。
2050年には医学の進歩で、さらにプラス3歳くらいになっている見込みとのこと。

ここまでで男性86歳、女性92歳となりますが、4人に1人が生きてる年齢と考えると男性93歳、女性98歳と想定できるようです。

まぁ可能性を考えたらキリがないですけどね。
だいたい95歳まで計算しておけば、ある程度は安心できそうな気配ということですね。

寿命について参考にさせて頂いた書籍:
「老後貧乏にならないためのお金の法則」(日本経済新聞出版社・田村正之さん著

どうしてこんなにも不足なの?

どうしてこんなに足りない計算になるかっていうと、僕は個人事業主で国民年金のみの加入だからというのが一番大きな理由です。

会社員の人は厚生年金ですが、よく言う厚生年金というのは実は「国民年金+厚生年金」の2階建てなのです。

しかも、厚生年金の支払額は会社が半分出してくれてるんですね。
実は会社員って社会保険やら失業保険やら色々、会社が負担してくれてるし、退職金もあります。
もらってる給与の1.5~2倍くらいは会社が社員にお金をかけてるんじゃないかな~と思います。
(あくまで僕の感覚で適当に言ってます。研修とか福利厚生も含めたらもっとですかね?)

これが個人事業主の場合、国民年金しか払ってないので、貰える額も少なくなっちゃうのです。

24歳という若い年齢で、「会社員むり~~~!」と号泣して逃げ出してフリーになった僕にとって一番痛いのがここなんですね。
(前向きにフリーになったというより、会社員がしんどくてフリーになった感じですww)

ところがですね。

実は自営業・個人事業主の人も2階建て部分を作ることが出来るのです。
それが、国民年金とは別の国民年金基金というやつです。

この上積み部分を、終身受け取り型で支払っていけば、だいぶ年金の額が増えます。
僕が今回、最初にやったのはこれです。

こういう仕組み、もっと早く知りたかったですわー。

学校ではこういうことこそ、教えて欲しかったデスヨ!

大化の改新が645年とか、鎌倉幕府が1192年とか、「そんな正確に覚える必要ある?」っと思えるようなことばかり教えてくれてさー。
しかも、今の教科書では大化の改新は646年、鎌倉幕府は1185年と教えてるらしいじゃないですか。
さらに「そもそも大化の改新などなかった」なんて説まで出てきてるらしいし、一体、何を教えてくれたんですかね?

そんなことより大切な大切な、人生を左右するお金のことを教えて欲しかったですよ!

いや、まぁ、実際は学校でも習ってたのかも知れないし、少なくとも大人になってから、国に国民年金基金のことは教えてもらってたんでしょうね。(^^;
聞いたとき、僕が無関心だったから右から左に何かを受け流してしまったのでしょう。(ムーディ勝山懐かしい。)

「もっと絶対見逃さないほど、しっかり教えて欲しかったな~」と思いたくなるんだけど、無関心なときにはどんなに強く教えてもらっても、自分の頭のなかでなかったことにしちゃうのかも知れませんね。

やはりいけないのは無関心だった自分、最終的にはすべて自己責任なんですよね。

でも今気づいたから、60歳になってから気づくより、だいぶ良かったはず!

余談:フリーランスの月あたり手取り額が高い意味

ちょっと長くなってきたので、今回は2回に分けた記事にしようと思います。
分けることに決めたので、ついでにさらにちょっと余談を書かせてくださいw

僕の本職はフリーのシステムエンジニアです。
SEの場合、会社員の人が月に1の給与をもらってるとするとフリーの人は毎月2くらいの額を貰ってることが多いかと思います。

昔、同じ職場にいる会社員の若者にこんなことを聞かれました。

「同期が一人フリーになりました。そいつは ”フリーランスの取り分が多いのは危険手当だ、いつ仕事がなくなるか分からないわけだから”と言ってました。やっぱ、そうですか?」

そういう見方もあってもいいけど、多分、違うと思うんですね。

会社員にあってフリーランスにないものは、ざっとあげてもこんなにあります。

  • ボーナス
  • 退職金
  • 厚生年金
  • 失業保険
  • 社会保険
  • 健康保険
  • 福利厚生
  • 健康診断や社内研修の類


全部、月のお給与とは別に会社がお金をかけてくれてるものですが、特に大きいのは退職金と厚生年金ですね。
どちらも、基本的にはずっと将来に貰うものですが、巨額になります。

だから僕は、フリーランスの取り分が多いのは危険手当ではなくて「将来の分を前借してる要素が大きい」と思っています。
多めに貰ってる分を、自分で将来のために有効に活かさないといけないわけです。

うまく運用出来たら会社員より得かも知れませんが、何も考えず今ある収入を全額使っていたら、将来困る確率がぐんと上がります。
それを分かっていながら、しっかり対策してこれなかったのが僕です。(^^;

もし、フリーの人が今これを読んでたら、お金の使い方を見直す必要がないかどうか、いまいちど考えてみてくださいね。
対策が早ければ早いほど、効果は大きくなるはずだし、真剣に対策すれば多分サラリーマンよりずっと得にすることも出来ます。

次回へ続く

次回、国民年金基金に加入した話の続きを書きます。

そんな人がいるか分からないけど、もし僕の体験を踏まえて自分も対策しようと考えてる人がいたら、まだちょっと待ってください。
いや、自己判断で入るのはもちろん自由だし、早いほうがいいでしょうけど、僕、国民年金基金の加入可能な最大額までは加入しないことにしました。

このあたりの訳も次回書こうと思います。
それでは!